手軽に入手できるインターネット情報の功罪

こんにちわ!ぷどりです。

遂に2020年が終わりますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は、今年の年末年始は帰省せずに、自宅に閉じこもる予定です。ただし今日は妻の誕生日ということもあり、軽く外でランチを食べました。そのあとデパ地下でモンブランを買い、家で食べる、そんな年末を過ごしています。

さて、ランチを食べた後に書店で1時間ほど時間をとれたので、ブロガーとして有名な染谷昌利さんの本を読んでみました。

本当はブログを執筆するための知見を得ようと読み始めたのですが、その中で、ブログと無関係かつ大変何気無い文章ではあるものの、なるほどと思わせる一文に出会いました。

古くからある副業のスタイルとして「投資型副業」があります。いわゆるお金に働いてもらって、利息や配当、家賃収入を得るスタイルの副業です。(~中略~)本格的に投資を検討している人は、必ず専門書などで理解度を高めてからチャレンジしましょう。間違えてもインターネット上の情報だけで大金を投入してはいけません。
引用元:副業力 いつでも、どこでも、ローリスクでできる「新しいマネタイズ」

一見すごく普通の文章ですが、これは本当にその通りだと思ったのです。

私なりの解釈で恐縮ですが、著者には「インターネットの情報は玉石混合だ!」という主張もあると思いますが、それ以上に思ったのは、結局インターネット上の情報って凄く分かり易いんです。分かり易すぎるが故あまり自分で考えることなく知識が吸収できてしまう。ここに落とし穴があるんじゃないかなと。

というのも、投資って本当に良い時と悪い時がはっきりとあります。実は私が投資を始めた2018年、お金を投じた直後に過去最大の大暴落に遭遇しました。記憶に新しい方も居るんじゃないでしょうか。

jp.reuters.com

この暴落にある程度のショックは受けたものの、私は当時、ジェレミー・シーゲルの「株式投資」という書籍で以下のグラフを見ていたので、ほとんど動じなかったのを覚えています。


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引用元:株式投資 第4版

むしろ、投資を初めて直後にこんな経験ができたのはラッキーとすら思いました(強がりでそう思ってた節もありますが)。

これがもしインターネットから得た情報だけで始めていたらどうか。もしかしたらこの時点で「やっぱりインターネットの情報なんて都合の良いことしか書いてない!投資なんて儲からんのや!」と、怖くなってやめていたかもしれません。

良い本にめぐり逢い、知識を時間を掛けて読み込む中で体に浸透させていくことで、投資に対する自分の価値観や信念など大事なものが徐々に出来上がっていく、そんな気がするんですよね。

その後、株式市場は私が思った以上の速さで回復し、NYダウは2019年に史上最高値を付けました。
そしてそして2020年のこのコロナ禍、株式市場は壊滅的なダメージを受けたのですが…それはまた別の機会にお話ししたいと思います。

さて!まさに今2020年が終わろうとしています。皆さんは何をして過ごす予定でしょうか?
私は…やっぱり紅白ですかねえ?

よいお年を!