楽天モバイルの新プラン「RAKUTEN UNLIMIT-Ⅵ」の衝撃

最大27,000ポイント還元キャンペーンの大盤振る舞いをしている楽天モバイルですが、衝撃的な料金プランを発表しました。

今回紹介するのは、1/29に楽天モバイルが発表した新プランRAKUTEN UNLIMIT-Ⅵについてです。
携帯業界と言えば、docomoからahamoが、auからpovoが、mvnoからも新プランが続々と発表されて大変活況ですが、楽天モバイルがこれらキャリアが打ち出すニュースタンダードと、mvnoの存在意義を破壊してしまうかもしれません

他のキャリアがRAKUTEN UNLIMIT-Ⅴを模した2,980円のプランを出した時は万事休すと思いましたが、待ってましたとばかりに反撃した楽天モバイルに震えました。狙っていたのでしょうか?

RAKUTEN UNLIMIT-Ⅵの概要

新プランの概要は以下の表に纏められています。

f:id:poodly812:20210129151450p:plain引用元:楽天モバイル

RAKUTEN UNLIMIT-Ⅵの強み

ここでは、私が特に凄いと感じたRAKUTEN UNLIMIT-Ⅵの強みを3点お伝えします。

かけ放題&料金はデータ使用量に応じて使った分だけ

料金はデータ使用量のみで決まります。しかもその価格が今の常識では到底考えられません。mvno大手のmineoの現プランはもちろん、新プランであるマイピタよりも安いのです。

オプテージは「マイピタ」で料金設定を刷新し、「現行の料金プランから最大60%値下げ」(同社)した。データ通信のみのシングルタイプは、月間1GBで800円、5GBで1150円、10GBで1550円、20GBで1750円。音声通話が可能なデュアルタイプは、月間1GBで1180円、5GBで1380円、10GBで1780円、20GBで1980円とした。
引用元:ITメディアビジネス

何より衝撃は1GB未満が完全無料ということでしょう。あまりネット通信を行わない世帯への訴求がもちろん、固定費を下げたい節約家、ネットするモチベーションを下げたい脱デジタル層、複数のSIMを運用したいオタク層を取り込む可能性があります。元々ガッツリ通信する人間には訴求効果が大きかったので、このプランの登場で全ての客層をカバーしたように思います。

店舗対応あり

ahamoやpovoには店舗対応がなく申し込みはwebのみなので、ネット通信を行わない層、想定としてはお年寄りの層は申し込みできません。だからといって、そんなお年寄りを支える働き盛りの世帯。介護費用もバカにならなくなってくるこのご時世、自分の両親の通信料を高いままにしておくでしょうか。楽天モバイルの店舗に連れていくことで、固定費を大きく削減できるのです。

大手キャリアが脱店舗の構えを見せた、その隙をついたような印象を受けました。

RAKUTEN UNLIMIT-Ⅴからは自動移行

楽天モバイルはワンプランです。つまり現行のRAKUTEN UNLIMIT-ⅤユーザーはそのままRAKUTEN UNLIMIT-Ⅵに自動的にアップグレードされます。今までの携帯業界の常識としては、既存のプランと別にお得なプランを提示して客を奪い合うのがオチでしたが、その悲劇は回避されました。4/1に自動的に移行します。

RAKUTEN UNLIMIT-Ⅵの弱点

RAKUTEN UNLIMIT-Ⅵの唯一の弱点。それは通信の貧弱さです。docomo等に比べるとまだまだサービスエリアが狭いです。サービスエリア内ではデータ使い放題ですが、そこから外れるとauの回線となり、データ容量(5GB/月)を消費します。データ容量を超えると1Mbpsの帯域制限をかけられます。

くれぐれも、自分が住んでいる地域がサービスエリア内かを確認の上、乗り換えを検討されることをオススメします。

f:id:poodly812:20210125070411p:plain引用元:楽天モバイル-通信・エリア

まとめ

いかがだったでしょうか。私はこのプランを聞いて、「早めにRAKUTEN UNLIMIT-Ⅴに移行しておいてよかった!」と思いました。4/1にⅥに移行し、そうすると1年無料の恩恵も少し減ってしまいますので。そんな1年無料の特典対象は、残り80万人だそうです。今回のプラン発表で残枠は加速度的になくなっていくことが予想されます。是非ともご検討されてはいかがでしょうか。

乗り換えキャンペーンの詳細は以下の記事を参照ください。また、紹介コードはツイッターのDMで連絡いただければお渡し可能です。

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